睡眠外科の看護師の仕事


病院には様々な診療科が存在しており、提供される治療内容も大きく異なります。時に看護師の仕事内容も異なるので、どの診療科に配属になるかは、その後のキャリアも考えて慎重に選ぶことが必要です。病院の診療科には睡眠外科、あるいは睡眠外来と呼ばれるものがあります。睡眠外科は、睡眠に関する何らかの症状を抱えている人が利用する診療科であり、睡眠不足などの睡眠障害をはじめ、睡眠時の呼吸の治療の際にも利用されています。睡眠外科、睡眠外来で働く看護師の仕事は、基本的な看護師の仕事と大きく変わることはありません。患者に対する簡単な問診を行うことをはじめ、採血やバイタル測定といった検査、カウンセリング、医師の治療の補助が大きなものです。

これらに加えて、睡眠障害は様々な症状と組み合わさっていることもあり、睡眠外科以外の診療科と連携して治療を行うこともあるので、その連絡を行うこともあります。また、おおよその場合基本的な看護の処置しか行うことがないので、看護師として病棟や外科手術の助手のような本格的な処置をしたい場合には、向いていないでしょう。このように、睡眠外科で働く看護師には、向きと不向きがあることを知っておいたほうが良いかもしれません。

また、睡眠外科の治療は直ぐに効果が出ることもなく、目に見えるやりがいは少ないです。そのため、患者一人ひとりにじっくりと向き合い、地道にサポートしながら治療に寄り添うことができる看護師は向いているといえます。このほか、睡眠障害を抱えている患者は精神的に不安定なこともあるので、優れたコミュニケーション能力をお持ちの方も向いているでしょう。その他、睡眠外来での看護師の仕事や必要な知識などの詳細は、こちらのサイトにも記載されているのでぜひご覧ください。